複数の資格を取得する

看護師は求人数が多いことから、他の職業よりも転職しやすい職種と言える。
医療機関は全国各地にあり、しかも人手不足に陥っている所も多いので、なかなか職場が見つからないという事態が起きにくい。
しかし、待遇や労働環境が良い医療機関は応募者が集まることが多く、競争が激しくなることも珍しくない。
もし自分が満足できる職場に転職したいのなら、複数の資格を取得しておくと良いだろう。
看護師免許だけでなく、他にも関係性が高い資格を取得していると、評価が高くなることが多い。

看護師以外に取得しておくと良い資格として、例えば介護福祉士や介護職員初任者研修などがある。
これらの介護の資格は入院患者の世話をする時に役立つスキルであり、施設側から高評価をもらいやすいのが特徴だ。
特に入院施設がある病院や医院、訪問看護などでは特に介護のスキルが役に立つので、取得しておくと転職しやすいだろう。
ただ、介護福祉士は簡単に取得できないという問題点がある。
看護師として働きながら取得するのはかなり厳しいため、介護職員初任者研修の取得を目指すのが現実的だ。

介護職員初任者研修は、半年ほどで取得が可能だ。
しかも実務経験なども必要なく、指定の研修を受けることによって取得することができる。
介護と看護師のダブルライセンスを目指すのであれば、うってつけの資格だろう。

このように少しでも転職の成功率を高めたい場合は、ダブルランセンスで勝負すると良い。